Claude Desktop¶
概要¶
Claude Desktopは、AIアシスタントのClaudeをデスクトップアプリケーションとして利用できるツールです。Model Context Protocol(MCP)を通じて、外部ツールと連携することで、研究データベースへのアクセスや論文検索などの作業を効率化できます。
このページでは、Claude DesktopとMCPの基本的な仕組みを理解し、研究活動での活用方法を学びます。
学習目標¶
このチュートリアルを完了すると、以下のことができるようになります:
- 🛠️ Claude Desktopのセットアップ を行い、基本的な操作ができる
- 🔧 MCPツールの追加と設定 ができ、研究に必要なツールを導入できる
Claude Desktopのセットアップ¶
インストール手順¶
Claude Desktopのインストール方法については、インストールガイドを参照してください。
初期設定¶
- Claude Desktopを起動
- Anthropicアカウントでログイン(アカウントがない場合は新規作成)
- 利用規約に同意
- 基本的な設定(テーマ、フォントサイズなど)を調整
MCPツールの追加方法¶
設定ファイルの場所¶
MCPツールの設定は、claude_desktop_config.json
ファイルで管理されます。
ファイルの場所¶
- Windows:
%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
- macOS:
~/Library/Application\ Support/Claude/claude_desktop_config.json
設定ファイルの基本構造¶
{
"mcpServers": {
"ツール名": {
"command": "実行コマンド",
"args": ["引数1", "引数2"],
"env": {
"環境変数名": "値"
}
}
}
}
ツール追加の手順¶
- Claude Desktopを終了
- 設定ファイルを開く(存在しない場合は新規作成)
- ツールの設定を追加
- ファイルを保存
- Claude Desktopを再起動
利用シーン別チュートリアル¶
研究活動での具体的な活用方法を、シナリオ別に学習できます:
📚 PubMedを使った文献検索¶
MCPツールを使ってPubMedから効率的に論文を検索し、結果を整理する方法を学びます。
次のステップ¶
Claude Desktop + MCPの基本を理解したら、以下のステップに進むことをお勧めします:
- 実践的な活用: 各利用シーンのチュートリアルを試す
- カスタマイズ: 自分の研究分野に特化したツールを追加
- 高度な活用: レベル3(エージェント構築)へ進む